SSブログ

機嫌をとる [日記]

自分の機嫌をとりなさい、ということを斎藤一人さんの本で学びました。
当時は、そのままに、人の機嫌をとるように自分に接しなさいという程度に思っていましたが、どうももっと奥が深いように感じるようになりました。

「私」という存在は意識する自分と意識しない自分という二面性がありますよね。意識する自分とは普段ことばで考えている自分、顕在意識と呼ばれています。意識しない自分とはことばではなく感じる自分、無意識と呼ばれています。普段、「私」と言えば顕在意識こそが「私」であると思いがちですが、意識全体の中のほんの一割程度と言われています。後の九割は無意識の領域なんですね。なので、このほとんどの部分を占めている無意識とどうつきあうかが非常に重要だと思います。機嫌をとるとは、この無意識の領域の機嫌をどうとるかだと思うのです。

無意識は感情を支配しています。怒り、喜び、悲しみ、楽しみ。こういった感情は我々の思い通りにはなりません。悲しんでいるときに「そんなにめそめそしないで元気だせよ」と励まされてもそれは無理というものです。感情は顕在意識では操作できないからです。潜在意識はだだっ子のようだと言われています。3、4歳の子供に接するように対しなさいとも言われています。理屈は通りませんし脅かしても動いてくれません。楽しいこと、嬉しいことならほっておいてもやってくれるでしょう。ということは、嬉しい、楽しいと感じるようにしてあげればいいのですね。

自己暗示をかければいいというので「わたしは大金持ちになる」とつぶやくことにしたとしましょう。うまくいくでしょうか?「わたしは大金持ちになる」とつぶやいたしりから別の声が聞こえることはありませんか?「そんなこと言ったって無理だよ」「できるわけないよ」と。これは顕在意識の望みと無意識の望みがかけ離れすぎているのでこういうことがおこるのですね。「金持ちになる」と思ったとき、無意識は「大金持ちになるには今の何倍も働かなくてはいけない。それなら今の方がいいよ。難しい交渉もしないといけないし、難問もやまほどあるんだから心労もなみほどじゃないよ。絶対、いまの方が良い」などと思う訳です。この無意識の考えてしまう否定的な考えを排除すること、それが機嫌をとることだと感じています。機嫌をとることで肯定的な考えが浮かんでくるようにすることだと思うのです。

また、こんなことはありませんか?朝、起きた瞬間、どう感じていますか?「ああ、きょうも嫌だなあ」と思っていますか?それとも「今日はいい気分だ。気持ちのいい日だなあ」と思っていますか?潜在意識の機嫌をとることで毎日、良い気分になれるのだろうな、と思うのです。

では、どうすればいいのか?自分の内面を感じてみることだろうなと思うのです。例えば、管理人は最近テレビ、特にニュース、バラエティ番組、ドラマ、討論番組などから遠ざかることが多くなりました。僕の内面がこれらは不快だ、と感じているのですね。テレビを消して静粛に身を置くとホッとして喜んでいるのがわかるんです。この内面が喜ぶことをするのが大事なのではと思っています。

それ以外では、虫の声を耳を傾ける。鳥のさえずりを聞く。季節の花を楽しむ。人に深切にする。感謝する。身の回りをきれいにする。掃除する。

物質的なことでない。心を満たすこと。じっと自分の内面に目を向けて、「喜んでる?いま、楽しい?嬉しい?」こういう質問をしてみてください。そのとき、どんな感情が湧いてきましたか?それが3、4歳の潜在意識の発した声です。不快だという感情が湧いてきたら間違ったことをしているのですね。気持ち良いという感情が湧いてきたら正解です。「良かったね」と答えてあげてください。

機嫌をとれば、「大金持ちになりたい」とつぶやけば「そうだね。応援しているよ」と答えてくれるようになると思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。